私の後悔
父が生前…といっても
随分生前です。
私がまだ10代後半くらい。
「時間を今過ごしてると思うか?ある時間を追いかけてると思うか?つまり…未来は存在すると思うか?」
「原子論ですか?相対性理論ですか?」
と…可愛くないことを応えました。
それは仕事中に時間がなくてイライラしてる父を見て私が
「ゆったり構えててもイライラしてても過ぎる時間は同じです!」
と、イライラにツラレてイライラして言った時でした^_^;
今なら
「未来は無数にあります。可能性はあります。」
と、父に応えてあげられたような気がします。
父は頭のいい人でした。
歩く辞書のような人でした。
なのにいつも時間に追われイライラしてたように思います。
波動がいつも赤く
プツッと光がなくなりはしないかと…
よほど幼い頃は心配してました。
仕方ないのでしょう…父は時代に怒りを持って育ったから…
父の父は戦争当時
造船所の数人しかいない
エンジニアで戦争に行かなくてよかった。
なのにわざわざ…志願して行って亡くなりました。
当時の写真が父にそっくりでした。
父は神童と言われるくらい優秀で1つあった進学校に行きました。
ご友人は医者・政治家・弁護士とか…。
父はお金がなく大学進学を諦め公務員に一旦なりました。
そこから母と出会い駆け落ちとか…あり。
母の実家を継ぎ仕事ばかりな人でした。
私は大人になるにつれ
自分の意見を容赦なく言うようになり…
ご友人の政治家さんを問い詰め謝らせてしまったこともあります…。
父に何度となく
「もう…やめてくれ…頼む!」
と言われたくらいでした。
もっと可愛い娘であってあげればよかったかもです。
私にも過去の後悔があります。
父に可愛くない娘でした。
「うちが納得いくような説明をしんさいや!あんたらそんだけ頭ええけんのけぞっとんじゃろうが!?(私が納得いくような説明をしてください。あなたたちはそれだけ頭が良い方たちではないのですか?)」
この言葉取り消し不可…^_^;
もっと優しく言うべきでした^_^;
お父さんありがとう。
祥嘉