七夕の不思議な体験
これは小さなころのお話しです。
親戚のお家が元はお寺とか?でよく年間を通して色んな行事がありました。
七夕もその一つ。
親戚のお家の縁側で綺麗なお庭を見てました。ぼけーっと。
細い青いトンボみたいなのがよく飛んでました。
すると不思議な色のにゃんこ。
三毛猫かな?って。
ついて行きました。
にゃんこは何度も後ろを振り返り
私の顔を見ます。
ついて行くとそこは女の子が入ったらダメらしい「女塚」って言われるとこ。
親戚のお庭のちょっとこんもりしたとこ。
塚って石灯籠があって。
なんかキラキラしてる感じして。
蝶々が沢山いました。
石灯籠の後ろに行ったにゃんこのとこいくと。
髪が乱れて着物?袴?が汚れたお侍さん?
がいました。
刀が横にあって。
あ…お水あげなきゃ…死んじゃう!
って。親戚のお家に戻りグラスにお水いっぱいいれてゆっくりお侍さんのとこに。
すると…お侍さんがいなくて…
にゃんこはいた。
グラスを石灯籠の角に置いて。
にゃんこと遊んでました。
そこに30分くらいしかいなかったような気がしたけど…。
私を呼ぶ声が。
「はーい」返事をしても気づいてくれない。
仕方なく「はーい」と言いながら
声のするほうへ。
親戚の叔母とご近所の人。
お巡りさんまで。
姉は泣いてるし。
今さっきいた塚は明るい朝方…
みんながいるとこは夜…
後ろを振り向くと明るい。。
前を向いて真っ暗なお空を見ると。。
スゴいキレイな天の川☆
「わぁぁぁキレイ!」
って言った瞬間…後ろも夜になってた。
次の日に塚に行くと。
グラスのお水なくなってて。
にゃんこも蝶々もお侍さんもいなかった。。
グラスを持ち帰って。
また天の川見たいなって思いました(^^)
七夕
織り姫様と彦星様が雲の下は雨でも
お空の上で出逢えますように。
祥嘉