【龍神】と出会える方法！龍がいる場所と縁のつなぎ方

スピリチュアルの話題の中で「龍神」や「龍」というような言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。龍が見えるという人や、龍を使役している、というような人も中にはいらっしゃいます。

「龍神」や「龍」と呼ばれる存在は、いったいどういったものなのでしょうか。

人によって定義はさまざまですが、一般的に「龍神」や「龍」と呼ばれる存在は同一のものであると考えることができます。龍神はスピリチュアルなエネルギーの集合体であり、土地の環境や世界の動き、そして私たち個人の生活や運気に大きな影響を及ぼしているとされています。

古来より龍神は、数々の伝説や伝承、神話の中でその姿を現してきました。中国で語り継がれるような龍はもちろん、西洋におけるいわゆるドラゴンと呼ばれるような存在……。今の私たちにはその姿を見ることは難しくても、先人たちは土地や物に宿る特別な目に見えないエネルギーを龍と呼び、崇め奉ってきたのでしょう。

目で見ることができないながらも世界中の物語や創作の世界に登場し続けている龍神。もちろん、この日本にも龍神は存在していると言われています。
それでは、そんな龍神と出会うと、どんなことが起こるのでしょうか？

まず、龍神はいわゆる守護霊のような働きをしてくれるとされています。と言っても、守護霊とケンカしたり、どちらか一方しかつくことがない、というわけではありません。互いに協力しながら、私たちを護ってくれています。
守護霊は悪いものを遠ざけることはもちろん、人生における難局や困難に直面したときに、進むべき方向を示してくれるとされています。
龍神も同じように、日々私たちのエネルギーを調整し、ここぞという場面で真価を発揮できるよう、陰からサポートをしてくれているのです。

そして、龍神が守護霊と異なる点は、一緒に成長していけるところ。龍神のサポートを受けながら、あなた自身も龍神と一緒に成長していくことで、より強い恩恵を受けることができるようになるのです。

では実際に、龍神はどんな場所にいるとされているのでしょうか。その棲家を見ていきましょう。

�@神社

まず代表的なのが、神社です。日本全国には数多くの神社がありますが、その中でも「龍」と名前のつく神社や、龍神とされる神様をお祀りしている神社、龍にまつわる伝承や伝説が残る神社は意外にもたくさん存在しています。

特に日本では龍神は水の神様とされるようなケースが多く、近くを綺麗な川が流れているような土地に建つ神社は、龍神にまつわる伝承が語り継がれている可能性が高いと言えるでしょう。
また、境内に井戸があったり、水が湧き出ているような神社も龍神がいる可能性が高いと考えることができます。龍神がその土地に宿っているという伝承をたどりながら、神社に参拝してみるのも良いかもしれません。
そういった神社でお参りをしたり、ご祈祷を受ける、お守りや御札を授かることで、龍神の恩恵を受けることができるようになります。

ただ、1回参拝しただけでは効果を実感しにくい場合もあるかもしれません。そういった場合は、最低でも3回参拝に訪れるようにしましょう。そうすることで、その土地の神様や龍神に自分の存在を認知していただき、顔を覚えてもらうことができるのです。

�A山や川

次に注目したいのが、山や川といった自然の中。神社を探す場合でも、綺麗な川がカギになるというお話をしましたが、自然の中にも龍神は棲んでいるとされています。中国において、龍神や龍は龍脈といった風水的な意味に当てはめられることがあります。龍脈が流れている土地は、風水的にもおおいに栄えるとされていますが、それは龍神の恩恵であると考えることもできるでしょう。その土地を守護し、人々が集まり栄えていくようなエネルギーを与えてくれる存在ととらえることもできるのです。

そして日本にも、全国各地に龍脈が流れているとされています。美しい大自然が残るような場所や澄んだ川が流れているような場所や、そういった龍神の浄化のパワーとエネルギーを感じることができる場所なのです。

�B街中

そして意外にも、街中にも龍神がいるとされています。それは、特に繁栄している場所や運気の良い場所、人が集まるような場所が当てはまります。
神社や絶景スポットのようなパワースポットというよりも、都心にひっそりとあるパワースポットや、著名人がお忍びで通うような知る人ぞ知る街中の神社やお社。そういった場所にも、実は龍神がいるとされています。

特にそういった場所に棲んでいる龍神は、人と接する機会も多いため、人間に対して好意的であったり、協力的である場合が多いとも言われています。
「どうしてここがそんなに人気なんだろう？」と感じるようなお店やスポットは、実はその土地や周辺が、龍神の加護を受けているようなケースも多いのかもしれません。そういった場所に自然と人が引き寄せられるのも、納得がいくことだと言えるでしょう。

ここまで、龍神と出会える場所を見てきましたが、実際にどんな人が龍神に好かれ、その恩恵を得ることができるのでしょうか。
ここからは、龍神に好かれるための方法や考え方を見ていきましょう。

�@前向きな思考でいること

まず、何よりも大切なのは前向きな思考でいることです。これは、さまざまな開運法やマインドセットを語るうえでも共通して言われていることですが、特に龍神に好かれるためには何よりも大切な考え方の1つです。
というのも、実は龍神はネガティブ思考が大嫌い。そういった考え方を強く持っている人には力を貸してくれなかったり、そもそも近づいてくれません。龍神は日頃、神社でたくさんの人の願い事を聞いたり、土地全体の守護やエネルギーの調整をしている存在。そんな忙しい中で、龍神自身もどんな人のサポートをしたいと考えるでしょうか。それはもちろん、前向きな考え方で神社参拝に来ている人や、日々の生活に取り組んでいる人です。
大きな力を持つ龍神ですが、何でもしてくれるというわけではありません。願いや夢を叶えるのは最終的には自分自身。なりたい自分を見定めてゴールや目標を見つけ出すのもあくまで自分自身。そのことを忘れずにいましょう。

�A常に感謝を忘れないこと

次に、前向きな思考でいることと同じくらい大切なのが、常に感謝の気持ちを忘れないこと。何かをしてもらったとき、相手に対して感謝を伝えるというのは、当たり前のことですが、当たり前であるがゆえに、意外とできていないケースもあるでしょう。
多くの神社や神様の場合でも同様ですが、人から信仰されなくなったり、訪れる人がいなくなった神社はその役目を終えてしまうと言われています。龍神も同じように、人々からの感謝を受けることが何よりも大切。
日頃からどんな些細なことでも「ありがとう」の気持ちを伝えられる人になること、そして自分自身も人から「ありがとう」と言われるような人間になることで、龍神にとっても居心地の良い人間になることができ、よりいっそう龍神に好かれるようになるでしょう。

�B龍神が好む習慣を身につける

前向きな思考でいること、そして感謝の気持ちを常に忘れないことが大切とお伝えしてきましたが、こういった思考や考え方は、一朝一夕で身につけることはできません。
特に、これまでそれらを意識的に行ってきていないのであれば、それを「当たり前」にするのには、少し時間がかかるでしょう。
龍神は私たちの暮らしに密接に関わり、サポートをしてくれます。一時的に味方になってくれるというよりも、長期的にサポートを受けてこそ、少しずつその力を発揮できるようなイメージです。なので、龍神が好む考え方を、必要なときだけ実践するのではなく、日頃から習慣化させることが大切であると言えるでしょう。
それと同時に、龍神と一緒に自分自身を育て、共に高め合うような感覚をお持つようにしましょう。そうすることで初めて、龍神の持つエネルギーやサポート能力を最大限まで発揮することができるのです。
龍神はそういった人として当たり前だけど忘れがちなことを思い出させてくれる存在とも言えるのです。

それではここからは、龍神と出会う、恩恵を受けることによって具体的にどんなメリットがあるのかについて見ていきましょう。

�@運気が上がる

まずは運気そのものが上がるということ。龍神は神社でもお祀りされているように、まさしく幸運と願いを叶える象徴と考えることができるでしょう。龍神を味方につけることで運気が上がることはもちろん、悪い気や邪気といった、マイナスなものを遠ざけ、払ってくれるメリットもあります。
ただ、龍神と出会うことで急激に運気が上がる、というわけではなく、その人がもともと持っている運気を全体的に底上げしてくれるようなイメージを持ちましょう。一時的な大きな力、といよりも、長期的なサポート、というような感覚です。そのため、効果を直接的に実感できるというよりも、緩やかに運気が上がっていくようなイメージを持っておきましょう。

�A物事や人間関係がうまくいくようになる

龍神はエネルギーを調整してくれる役割を持っています。それは使いすぎたエネルギーの充填はもちろん、ネガティブなエネルギーを取り除いてくれたり、その時々に必要としているエネルギーを与えてくれるようなイメージが近いと言えるでしょう。
例えば、仕事やプライベートで嫌なことがあったとき、そのネガティブな念を受け入れて取り除いてくれたり、また次は頑張ろう、というような前向きな気持への切り替えを促してくれます。ただ、ネガティブな気持ちのままで良いや、と思ってしまったり、完全にやる気をなくしてしまうと、龍神からのサポートは得られません。落ち込むときはしっかりと落ち込んで、それをバネにして次の機会に活かす。そんな前向きなマインドと、再び立ち上がる原動力になってくれるのが、龍神なのです。

�Bあらゆるご加護が得られる

あらゆるご加護が得られるという点も、龍神についてもらうことの恩恵と言えるでしょう。
先程もお話しましたが、龍神はその時々に必要なエネルギーを授けてくれたり、サポートをしてくれるような存在です。例えば今あなたが恋愛に悩んでいて、それに対して何か行動を起こそうとしているのであれば、その後押しをしてくれるようなイメージです。動いた先に良縁をもたらしてくれたり、復縁を望むのであれば、自分が何がいけなかったのか、次はどうすれば同じ過ちを犯さずに済むのか、ということを気づかせてくれるのです。

そして、龍神によって上がる運気は、あなたが今本当に必要としている運気です。恋愛がうまくいっているのに恋愛運ばかり上がったり、仕事がうまくいっているのに仕事運が上がるようなことは基本的にはないと言えるでしょう。
逆を言えば、恋愛運を上げたいと考えているのに、なかなか良い出会いがない場合もあるかもしれません。ただ、それは実は、今のあなたが本当に力を注ぐべきことは、恋愛ではなく他の何かであるという証拠なのかもしれません。
自分でもなかなか気づくことができないような「今本当に必要なもの」を考えるきっかけをくれるような効果もあるのです。

最後に、実際に龍神の存在を感じることができたり、龍神のご加護が得られると言われている神社を5つご紹介します。

田無神社

まず1つめは、東京都の「田無神社」です。田無神社には金龍・青龍・白龍・黒龍・赤龍の5柱の龍が祀られています。これは陰陽五行の考え方に基づいており、それぞれの龍神に特化した得意分野や役割があるので、その効果をより実感できるはずです。

箱根神社（九頭龍神社）

2つめは、神奈川県の箱根にある「箱根神社（九頭龍神社）」です。近年、龍神神社として、非常に注目されているパワースポットでもあります。近くに芦ノ湖があり、そこに9つの頭を持つ龍が棲んでいるという伝説があったのだとか。箱根神社には龍神水と呼ばれる清らかな湧き水があり、手を洗ったり口をすすぐことで、浄化のパワーを得られるとされています。

竹生島神社

3つめは、滋賀県の「竹生島神社」です。琵琶湖にポツンと浮かぶ竹生島。船でしかアクセスできないこの島は、古くから神聖な土地とされており、龍にまつわる伝説が残っていることでも知られています。アクセスが難しいだけに、より強い恩恵を受けられそうな神社と言えるでしょう。

飛瀧神社

4つめは、和歌山県の「飛瀧神社」です。熊野那智大社の社地に位置しており、あの有名な名瀑・那智の滝をご神体とする神社です。豊かな水と絶景が織りなす大自然のエネルギーからは、人智を超えたパワーを感じずにはいられません。熊野の地一帯に龍神伝説が残されており、かつての人々は荘厳な滝を天に昇る龍神に見立てたのかもしれません。

田村神社

最後は香川県の田村神社です。ここは、社殿の下に龍神が棲むと伝わる井戸がある神社です。境内にも龍のモニュメントや像が鎮座しており、龍神の存在を身近に感じることができるような龍神神社と言えるでしょう。

ぜひお近くにお住まいの方は龍神神社に実際に参拝してみましょう。身近な場所に龍神神社がないか、住んでいる場所の歴史や伝承をたどってみるのもおすすめです。

龍神は目に見えない存在ですが、世界中の神話や物語の中に登場するように、人々の共通認識として確かに存在すると言えるでしょう。見えない存在なのに、想像する姿や形が似ているというのは、非常に興味深いことであると同時に、昔の人々は何かしらの方法や手段を用いて、龍神の存在を認識していたのではないかというようなロマンを感じさせます。
龍神を意識し、そのサポートを得るために大切なのは、やはり自分自身の考え方やマインドセットです。笑う門には福来たるように、龍神に好かれる人のところには、自然と龍神の方から手を差し伸べてくれたり、必要なサポートをしてくれるのです。

日々の生活や考え方を見つめ直しながら、「龍神」という存在を胸に宿し、一緒に成長していくような意識を持ってみましょう。

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