大丈夫じゃない夜に
熊本地震の発生から一週間が経ちました。
今もご不安な日々を過ごされている皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
この一週間、胸が苦しくて何を書けばいいのかわからずにいました。
そんな中で、何度も頭に浮かんだのが「大丈夫」という言葉でした。
なので少しだけそのことについて書いてみようと思います。
誰かに「大丈夫?」と聞かれて、本当は全然大丈夫じゃないのに、
「うん、大丈夫」って答えてしまうことってありますよね。
私は、わりとあります。
そもそも、しんどい理由を最初から全部説明できる人ばかりではないと思うのです。
いろいろありすぎて何から話せばいいのかわからない時もある。
話したら泣いてしまいそうな時もある。
相手に心配をかけたくなくて、いつもの顔をしている時もある。
それぞれに、その人だけの事情があります。
見えないだけでみんな何かを抱えながら生きています。
「話したくなったら聞くからね」
「返事は気にしないでね」
「今日はちゃんと食べたほうがいいよ」
そんなふうに声をかけて、
少し離れたところで見守ることも優しさなんじゃないかなと思います。
「大丈夫」って言っている人ほど、
本当は大丈夫じゃない夜もあります。
だから時々は、誰かの「大丈夫」を、そのまま信じこまずに
ほんの少しだけ気にかけられたらいいですね。
そして、自分がしんどい時は、上手に説明できない自分を責めなくていい。
「今日は大丈夫じゃないかも」その一言が言えたら、それで十分。
しんどくても今日を生きてる。それだけで、もう十分頑張っています。
鳳優花
