理不尽をぶっ飛ばせ
世の中って、理不尽なことだらけですよね。
真面目に頑張っている人が損をしたり、無責任な人がうまく立ち回って得をしたり。こちらは何も悪くないのに責められたり、相手の都合で振り回されたり。
どうしてこんなことになるの?
どうして私が我慢しなければいけないの?
そんなふうに、悔しい思いをしたことはありませんか。
理屈が通じない相手もいれば、自分の都合を押しつけてくる人もいます。こちらがどれだけ誠実に向き合っても、話が通じないことだってあります。
でも、そんなとき、私たちはどうすればいいのでしょう。
「理不尽をぶっ飛ばせ」といっても、理不尽なことを押しつけてくる相手と喧嘩をしろ、という意味ではありません。
相手を言い負かすことでも、相手が間違っていると証明することでもありません。
理不尽な相手に、自分の心や人生まで支配させない。
それが、私の伝えたい「ぶっ飛ばせ」です。
理不尽なことを言われて、いつまでも腹が立つ。悔しくて、何度もその場面を思い出してしまう。相手の言葉が頭から離れず、自分が悪かったのではないかと悩んでしまう。
相手はもう忘れているかもしれないのに、自分だけがその出来事に縛られている。
そんなことはありませんか?
もちろん、悔しいものは悔しいし、腹が立つものは腹が立ちます。無理に許す必要も、何事もなかったように振る舞う必要もありません。
ただ、相手の理不尽な言動のために、自分の大切な時間や心まで差し出す必要はないのです。
話し合って解決できるなら、きちんと伝えればいい。自分に非がないのなら、必要以上に自分を責めなくていい。何を言っても通じない相手なら、距離を置くことだってできます。
状況によっては、信頼できる人に相談したり、記録を残したり、適切な窓口に助けを求めたりすることも大切です。
すべてを自分ひとりで解決しようとしなくてもいいのです。
そして、もうひとつ大切なことがあります。
相手が理不尽な人だからといって、その人の言葉を自分の価値だと思わないことです。
誰かに否定されたからといって、あなたに価値がないわけではありません。相手が不機嫌だからといって、あなたが責任を負わなければならないわけでもありません。
世の中の理不尽をすべてなくすことはできないかもしれません。
それでも、理不尽に出会うたびに自分を小さくするのか、それとも自分を守る方法を考え、前に
進むのか。その選択は、少しずつ自分の手に取り戻していけます。
相手と戦わなくてもいい。
無理にわかってもらわなくてもいい。
すべてに白黒をつけなくてもいい。
その代わり、自分の人生を諦めないこと。
悔しい経験をしたっていい。傷ついたっていい。立ち止まる日があってもいい。
でも、いつか顔を上げて、自分の人生に戻っていきましょう。
理不尽な相手に振り回され続ける人生なんて、もったいない。
理不尽をぶっ飛ばせ。
その相手を打ち負かすのではなく、理不尽に奪われそうになった自分の時間、自分の心、自分らしく生きる力を取り戻すために。
