神様から御利益をいただける人とは。
本日、いつも通っているお寺のご住職の法話を聞いてまいりました。
そこで、本当に御利益がいただける人とはという話をきいて、私の心に響いたので、書いておきますね。
そこは、どんな願いでもかなえてくれるというお寺で、足しげく通っている方が本当に多いお寺です。
本日は、出生観音様のご供養会が催されていました。
江戸時代、お寺を建設する際に土の中から現れたという観音様の頭部に新たに今のお姿の胴体を造り、お祭りしているそうです。とてもお優しいお顔で、私は大好きなのです。
そのあと、ご住職様のご法話がありました。
真言宗(密教)に「三力偈(さんりきげ)」という偈文があります。
「以我功徳力(いがくどくりき)」、「如来加持力(にょらいかじりき)」、「及以法界力(ぎゅういほうかいりき)」というものです。
直訳すると、私の功徳の力、仏の加持の力、及び法界の力という場所、環境、条件の三つの力が合わさることで物事が成されていくということです。
神様からのご利益をいただけるのは、その三つがどれが欠けてもダメなのだそうです。
その中で自分ができることは、徳を積むこと。それはつまり、何かをやり遂げるという意思と力が必要だということです。
それが備わっている人に、仏様のご加護があるということだそう。
そして、そこに環境や場所や条件が必要だということ。
これを恋愛に置き換えてみるとどうでしょう。
まずは、自分と相手を知り、そして、とことん愛しぬく力と意思が必要ということかな。
そういう人には運命の神様が後押しをしてくれます。
また、場所や環境や条件ということは、どんなに離れていても連絡がついたり、会うことに努力ができたり、時間を取れたりということが必要とのことじゃないでしょうか。
どんなことでも、強い意志が大切で、それに伴い、環境や時間を作ることが大切なのだということですね。
やはり、神様はどこかで、自分に素直に頑張っている人を応援してくれるのだと、そう思いました。
仏教の言葉は難しいけれど、こうやって読み解くと優しい言葉に感じられてきました。
皆様にもご加護がありますように。
咲希