天気と占い
こんにちは、海砂利水魚です。
占いと似た学問に天文学と気象学があります。
天文学(アストロノミー)はそもそも占星術(アストロロジー)の元になったものであるというのはみなさんご存じのことだと思いますが、占いとは一見関係なさそうな気象学や天気予報が占いの親戚だと聞くと意外に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん現在の気象学は純然たる自然科学であり、実際の観測データをもとに気象予測を行っています。
しかし、天気「予報」とは未来予測そのものであり、年間の気温や気圧の趨勢を見るということは「暦の理解」に他ならないのです。
気象予報士は天気図や観測データと共に実際の雲をよく見ます。
私たち占い師も雲はよく見る方だと思います。
そこには「天の流れ」が現れるからです。
これは何かの比喩や文学的な表現ではなく、本当に物理的な空気の流れ、湿度の高さ、気温の断層がはっきりと表れます。
手相や風水という占いがありますが、これは手のひらや大地によったシワを見ます。
地形というのは大きな視点で見れば「大地に刻まれたシワ」そのものなんです。
同じように、雲にも空気のシワが現れます。
なだらかで滑らかな連続性が見られる時もあれば、同じ空気で繋がった「空」であるにかかわらず、あっちとこっちで全く違った境界線が現れることもあります。
考えてみれば、私たちも子供の頃は明日の天気を靴を飛ばして占ったものです。
下駄が表だったら晴れとかありましたよね。
科学と占い、正反対のように見えてやっぱり親戚なんですよね。
本日は
16:30-21:00
まで皆様からのお電話をお待ちしております。
海砂利水魚拝