【牡牛座満月】天王星蝕だとどうなるの？

こんばんは、海砂利水魚です。



今日はいよいよ牡牛座の満月ですね。

皆さんもニュースなどで

ご覧になっている通り、

本日の20:03を中心にして

皆既月食と天王星蝕がおこります。



月蝕については他の方も書いて

いらっしゃると思いますので、

天王星の持つ意味と、天王星の

蝕について書いてみたいと思います。



天王星とはどのような星なのでしょうか。

天王星は84.25年の公転周期を持ち、

長生きする人なら自分の生まれたときの

天王星の位置にまた天王星が

戻ってくるのを見られるし、84歳以前に

亡くなってしまえば自分の一生のうちで

天王星が同じ位置に戻ってくるところを

見ることもできない、という星です。

このことから、天王星は人間の一生で

成し遂げられるかどうか分からない

けれども、運が良かったり才能に

恵まれたりすれば到達できるような

スケールの世界、例えば政治の世界の

変動、国家の興亡などを表す星と

されています。

また、国家規模の変動にしても

革命や民主主義など、強力な

為政者の手の届かない範囲の

政治的な動きを象徴しています。



革命というと暴動の一種と思って

怖がる人もいらっしゃるかも

しれませんが、それは見方を変えれば

長く続いた悪政の終わり、

横暴な支配の清算という

非常に爽やかな兆しも表現しています。



土星から外側の惑星は近代になって

望遠鏡と観測技術の向上によって

はじめて確定的に観測された惑星です。

私の扱う占星術も天王星から冥王星までを

惑星として扱いますので、

ジャンルとしては近代占星術ということに

なります。



今回の天王星蝕についても、最初から

見えない星が月に隠れたと言われてもねぇ、

という部分はあると思います。



ただ、占星術的な意味としては、

普段は私たちの生活と乖離して

動いていると思われる社会問題や

政治的な動きが、月の表す個人的な

心のひだとぴたりと重なる瞬間と

言えるのではないでしょうか。



これをお読みの方にも政治家や

議員秘書、社会運動に携わる方は

いらっしゃると思いますので、

その人たちには人の人情に

触れられるタイミング、

普段は政治や社会運動と無縁の

生活をしている方にとっては

ニュースの記事がストンと

腑に落ちる瞬間がやってくる

時期となるのではないかと

思います。



いずれにせよ、我々は社会と

関わりながら生きていく生物です。

社会は程よく我々を外からの

刺激から守ってくれます。

その一方で世界に適応しなければ

ならない我々の耳目を塞ごうと

してしまう存在でもあります。



今回の満月があなたの心に

社会から突き抜けた広い視野を

もたらしてくれますように。



本日は

16:30-20:30

まで、皆さまからのお電話を

お待ちしております。



海砂利水魚拝