【タロット】タロットって漢字なんです

こんにちは、海砂利水魚です。



私の周りには自分も占いをやりたいという人が

結構たくさんいるのですが、たまに

タロットのカードが覚えられないというところで

つまづいている方がいらっしゃいます。



お気持ちは分かります。

なにしろフルデッキで78枚。

小アルカナ22枚を覚えるのに苦戦している

人たちにはやや荷が重すぎる分量かも

しれません。

一つのカードにいくつもの象徴が含まれていますものね。



でも実は日本語ができる皆さんにとても

有利なタロットの覚え方があるんです。



タロットというのは実は西欧世界における



「漢字」なんです。

ヨーロッパの表音文字の世界では言葉は

音写文字であるラテン文字（いわゆるアルファベット）

でのみ認識されています。

何文字かのアルファベットの繋がりでしか

言葉を認識できません。



そこでタロットという一枚で複数の意味を持つ

カードで複雑な意味の断面を切り取るのですが、

それと同じ脳の使い方をするのが表意文字である

漢字なんです。

漢字はそれ自体が表意文字であり、一つの文字で

絵としての複雑な概念を表します。

また、複数の文字と結合することで熟語という

さらに複雑な文脈を構成することができます。

これ、とてもタロットのスプレッドと似ているんです。



学習における途上の手段として、カードを引いたら

そのカードの意味を表す一つの漢字を

考えてみる。

このことでカードのイメージが圧縮されて

頭に入ってきますよ。

もちろん、その場の状況によって浮かんでくる文字は

異なってくると思います。



そこもタロットや漢字の表意文化の醍醐味です。



もし、お気に入りのカードをお持ちの方は

そんなワークも楽しんでみて下さい。





本日は

12:10-20:30

23:00-2:00

の二本立てで皆様からのお電話を

お待ちしております。





海砂利水魚拝