千里眼事件
子生龍命です。
高山にある福来記念・山本資料館。
福来友吉博士は東京帝国大学の助教授で、変態心理学の世界的権威でした。
博士は御船千鶴子という透視能力者にカードを用いた透視実験を行い好結果が出た為、東京帝大の中で実験報告を行い一躍脚光を浴びる様になりました。
しかし、その実験方法においてすり替えがあったり、同伴者を拒むなどインチキだという疑惑を晴らすことができませんでした。
千鶴子は故郷の熊本へ帰り自殺してしまいます。
その後、災害予言で有名になった長尾郁子という女性に博士の考案した現像前の乾板を用いた「念写」実験を行い、これを成功させました。
しかし、その後の透視実験では不審な点が見られた場合のみしか的中することが出来ず、否定的立場をとっていた山川博士らは、手品のひとつにすぎない、と結論付けたのでした。
世に言う「千里眼事件」です。
福来博士は東京帝大を辞職。
その後、高島貞子や三田光一といった「千里眼」能力者の実験を重ねたのです。
冊子右端の写真はその「千里眼」の三田光一が念写真した月の裏側の写真と言われています。
月の裏側はアポロ計画でNASAが発表するまでは長く検証できませんでした。
この冊子では一致した、と書かれていますが、その真偽はここで触れるのは止めておきます。
目に見えない力は有ります。
有るが故にインチキや気のせいと紙一重である、とだけ申し上げておきましょう。
私はこういったスピリチュアルなお話は大好きで、この辺鄙なところにある記念館に足を伸ばす関西人はそうはいないと思います。(笑)
ちなみに前述した高島貞子はあの映画リングのモデルになった貞子ということです。
子生龍命⭐️