鬼と会話する人 古津軽鬼伝説2
巌鬼山神社(800年頃、岩木山神社の下居宮として建立。1091年に今の岩木山神社へ下居宮は移っている)は、
岩木山神社の元社。
鬼神太夫という伝説があります。
ある刀鍛冶長者のところに鬼神太夫という刀鍛冶が「娘さんをお嫁に欲しい」と申し出てきました。
長者は「一晩で十本の刀を鍛えることができたら娘をやろう」と言ったのですが。
鬼神太夫の正体が大蛇と気づいて、一本隠してしまった。
せっかく本当に10本鍛えたのに、1本無い。
鬼神太夫は悲しんで「十腰無い」とつぶやき去って行った・・。この地名は十腰内(とこしない)というのですがそういう由来なんだそうです。
で。ここはとても温かい雰囲気の神社でして。
画像の左側に大きな杉が2本あるのですが大きい鬼がいるのが感じられます。
フキさんが見上げております。
私「どうしたんですか?」
フキさん「鬼と話してました」
鬼と 話して いた
私「何を?」
フキさん「やあ、よく来たねって言ってるから、はい、と」
そうかー。まあ、この雰囲気なら、言いそうかな。
というわけで、フキさんと鬼が更新中なのを見てしまいました。
そんな、温かい厳鬼山神社。ボスな鬼がいる・・・?そういう神社です^^
ちなみにこの画像、ガラホで撮影したのですが、結構お気に入りの1枚です。