水の記憶
私は霊山と呼ばれるお山のふもとで生まれ育ちました。
飲料用水ではないものの、裏の山からは湧き水があり、そこで水耕栽培の野菜を育てたものです。
豊かな山で育まれたその水は身近なものなのでした。
諸事情があり、何度か住まいが変わり。
生まれ育った土地に足を向けることすらほぼ無かったのです。
先日、お土産屋さんに入ったところ、ペットボトルで私の育った土地のものが売られていました。
普段、そのお金でコーヒーを買い、炭酸水(よく飲むのです)を買う私ですが。
試しに買ってみようと思いました。
驚いたのが、水なのに、水を飲んでいる感じがしないのです。
口に入れると体内にすっと溶けるかんじ。
味わいがあるというよりは、必要なものを溶かし込んでいるような感覚。
当時飲んでいたのはもちろん水道水。
しかし、たまに別メーカーの「〇〇の水」を買っても、そんなに変わらない?そう感じていました。
たまたまネットで調べたら、水には情報が記憶されるのだとか。
それならば、水がもっている情報と私の潜在的に残っている記憶がリンクされてもおかしくないですよね。
その土地を離れて数十年。
しかし、私が生まれ育った事実は永遠のもの。
1本のペットボトルの水はそんなことを思わせてくれるのでした。そしてまたもう1本買って飲んでいます(笑)
今日は肌寒い1日でした。しかし春はやってきています。
皆様の幸せを心から願って、本日も待機中です。
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