石川旅行編14 最終回 日本海の夕陽
小学校高学年になるまで、私は日本海側の港町に住んでいました。
毎日、二階の窓からは、夕陽が沈むのを眺めたし、夜になると漁船が遠くの沖合で光っている。
朝起きると、玄関前に向かいの漁師さんからおすそわけの魚が箱で置いてあって。
夏休みの朝は一人で海を見に行きました。
山を望めば岩木山。
霊峰津軽富士がきれいに見えます。
そう思うと、石川県と似たところがあるように感じます。
水平線の向こうには何があるのかと考えると、地球は丸いんだから、見えなくて当たり前なんだと思ったり。
海に溶けるように沈んでいく太陽の色はどこまでも赤く。空は赤く染まっていく。
夜にその日の役目を渡しながら、太陽は光を失っていく。
そんな光景を、私は30数年前まではずっと見続けていた。同じ日本海で。
振り返ると夜の世界が待っていて、月が煌々と輝いている。そんな8月11日。
日々、色々あるけれど、生きていればこういう感動もある。だから、毎日頑張ろう。
一夜明けて。
私は再び金沢駅から新幹線に乗り込みました。
旅行など普段は全くしない人間が、2泊3日で得た時間は尊いものでした。
大宮で深川めしを買い、「これがあの有名な深川めしか」と感嘆。
新幹線で隣に座ったのは、赤ちゃん連れのお母さん。
暇だったのでずっとぐずる赤ちゃんと遊んでいました。
青森について思うのは、何もないけどそれも味。
14回にも渡るこの石川県旅行シリーズをお読みくださりありがとうございました。
さて!来週は毎月恒例!フキさん(霊能者の友人)と行く、青森ミステリーなツアーです!
*津軽の殿様に挨拶に行こう!
*生誕110周年 太宰治の生家に行こう!
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他にも色々と怪しげなところに立ち寄る予定です!
来週後半をお待ちください!
本日も朝から待機中!ご相談、お待ちしております!