涙を拭いて
こんにちは、黄鈴です。
先日書いた、乳がんで亡くなった友人がお通夜だということで、お香典を彼女の親類である友達に頼んできました。
参列したいのはやまやまでしたが、場所が込み合ったところなので、なかなか行くことができず・・・。やむなくお香典だけ。
話をしながら、涙が止まりませんでした。
10年前に乳がんとわかり、手術を受け、
それから10年間何もなく。
今回の検査で何事もなければ、完治ですよ、と聞いて臨んだPET検査で、がんを発見。
抗がん剤が合わないなど色々と治療で困難を抱えながら。
最後は抗がん剤も効かなくなったそうで。
7月に自宅で呼吸困難に陥り、そこから面会謝絶で入院。
今月、帰らぬ人となりました。
「私が亡くなったらこの帽子をかぶせてね」
そう言ってかわいらしい花がついた帽子を彼女は用意したのだそうです。
遺影は、数年前のお誕生日で撮影した笑顔の写真。
これからは、福祉の仕事をしたい、自分の子供のような、ハンディキャップを持った子供たちのために働きたい。
そう子育てがあと数年で終わる、そのときに病がわかったらしいです。
彼女は遠くから嫁いできた、奥さんであり、2人のお子さんのお母さんでした。
いつも人思いで。
彼女を思い、彼女を慕い、彼女に支えられてきた人はたくさんいました。
今はただただ安らかに眠って欲しい。そう思います。