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黄鈴先生

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犬なのに「ねこ」

犬なのに「ねこ」

日曜日の朝。サンデーモーニングですね。おはようございます、黄鈴です。



もうすぐ戌年。



私は子供の頃からずっと犬を飼っていました。



生まれた時には、外には必ず犬がいました。

猫は私が成人するまで飼ったことが無く。

今は立派な愛猫家の母の「猫より犬が好きだ」という言葉で、なんとなく犬を飼い続けたように思います。



私が3歳くらいの時でした。

やっと離乳したかどうかくらいの仔犬をもらいうけました。



姉(7歳)は、普通に「タロ」だの「ジロ」だのそれ系の名前を考えていたようですが。



私は、

「にゃーにゃー言ってるからネコって名前にする〜」

と、主張。



怒る姉。

譲らない3歳児。



私が「ねこ、ねこ」言い続けたら、

父までも「おい、ねこ」と言うようになり。

しまいには、母まで「ねこ」呼ばわり。



姉「かっこわりい」

と思っていたようですが、3対1の構図には勝てず、しぶしぶ折れて、「ねこ」の軍門にくだり。



しかし、世の中とは世知辛いもので、

姉の同級生

「お前んちの犬、ねこって言うんだってなー。」

とからかわれるようになったそうで。



凹む姉。

ねこねこ言う家族。



ねこを飼って1年くらいでしょうか。



山に家族で山菜採りに出かけました。



すると、知らない車が走り去ったのを見たねこは、その車を追いかけ、失踪。



「ねこー!!!!

  ねこー!!!!」



と叫び続ける我々4人。必死ですが・・・シュールです・・・。



ねこは、帰ってきませんでした。



という、猫は飼っていないけれど、「ねこという犬」を飼った思い出話です。

終わり方は切ないのですが、途中の姉の辛さを考えると、「お姉ちゃん、ごめん」としか言えません。



日曜日ですが、本日は朝昼夜と3分割して待機中!

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