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藤堂 天音先生

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臨死体験の記憶 

臨死体験の記憶 

初めまして、藤堂 天音です。





今日は私の臨死体験のお話しをさせていただきますね。





4歳のとき、生死の境をさまよう体験をしました。





最初に見たのは、病院から別の病院へ

向かって走る車でした。





その車には、幼い私と両親が乗っています。





けれど、私がその光景を見ていたのは

車の中からではありません。





車の後ろから、ついていくように

眺めていたのです。





その後、気がつくと

私は霞がかった道を裸足で歩いていました。





横には土手のようなものがあり、

その下にも道のようなものが見えました。





「何だろう、ここは?」



「下にも道があるな」





そう思った次の瞬間、私は瞬間移動したかのように

土手の下に立っていました。





怖いという感覚はありませんでした。





ただ、ここはどこなのだろうと思いながら

再びその道をとぼとぼと歩いていました。





すると突然、誰かに腕をつかまれました。





振り返ると、そこに見えたのは祖母の顔でした。





亡くなった祖母ではありません。

当時、生きていた祖母です。





祖母は私の腕を強く引っ張りました。





そして私は、そのまま現実の世界へ

引き戻されたように感じました。





そこから後のことは、覚えていません。



後になって聞いた話では、そのとき祖母は私の病室で

団扇太鼓を叩きながら、一心に祈っていたそうです。





当時、見てきた光景を両親に話していたと

後から聞きましたが





何十年もの間

走る車を後ろから見ていた光景も





霞がかった道も、祖母に腕を引かれた瞬間も、

今なお映像として私の中にハッキリ残っています。







あれが何だったのかを、証明することはできません。







けれど、この体験以来、私はずっと

目に見えるこの世界だけがすべてではないと、

ごく自然に感じてきました。





人は死んだら、すべてが消えてしまうのではなく

どこか別の場所へ行く。





誰かに教えられて信じたというよりも、子どもの頃から、

それが当たり前のこととして自分の中にあったのです。







振り返れば、この体験は、私が今

魂から伝わるものを受け取り、お伝えする活動へ進んだ

原点の一つだったのかもしれませんね。







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