欲しいものを手に入れる、本物の素直な心
以前、欲しいものが手に入っていないと感じる時、というお話を載せました。
それに付随するお話です。
「素直が一番!」という言葉がある通り、人間にとって素直さというものはお金や仕事や時間よりも大切です。
感情の生き物である私たち人間は、素直さががあるのとないのでは、人生の豊かさに雲泥の差が出てしまうのですから。
まず、確認したいのは、好きなら好き。とあなたは素直に相手に言えていますか?です。
愛する人、娘や息子、親、などなど、身近で大切にしたい人にです。
言えていたとして、相手に同じ表現を求めていませんか?
「私が言ったのだから、あなたも言いなさいよ!」と心の中で思っていませんか?
これが少しでもあるなら、素直な自分とはほど遠い状況にあなたはいます。
むしろ、ひねくれて、意地悪で、ケチです。
身近な人間はお互いに写し鏡です。
なので、自分が意地悪であれば、たとえ愛している相手であっても、意地悪をされます。
皆さん思い当たる経験があるはずです。
素直でない=ケチ(意地悪)
自分の心を相手に与えることをケチっているのです。ケチなのだから、相手はいい印象を持ちません。
だから欲しい言葉もくれるわけがありません。
ケチらず全てを与える事ができた時、初めて欲しいものが手に入るものです。
有名なお話で、一見、素直な人間が素敵な行動をした美談のように見えるがでも物理的に自分自身を与えて自分が無くなってしまうお話があります。
極端な状態で破滅的。自分自身を蔑ろにしている悪い例です。
自分を蔑ろにする人間が人を幸せにできる訳がないです。
つまり、ただの綺麗事です。
(これは人間として絶対にやってはいけない方法です)
綺麗事ではない「本物の素直さ」とは、物理ではない非物理(心)をケチらずにシェアすること。
愛する人に見返りを求めずに心を与えるのは自分自身を大切にできる唯一の方法です。
目に見え無い非物理的な心は無限にあるもの。泉のように湧き出てくるもの。
あなたの大切な人に分け与えても無くならないし、むしろ、与えれば与えるほど増えるのです。無限に。
そして、いつか、どこからか、いつの間にか、与えたものが自分に返ってきます。
素直に生きて、豊かな人生を送るために、欲しいものを手に入れたいのなら、その人から貰おうとしないで下さい。
貰おうとすると相手は奪われないように防御します。
防御は攻撃への対抗策。
だから貰おうとすることは自分から愛するひとへ攻撃を仕掛けているのです。
攻撃には防御で応戦します。
結局、攻撃的な言動を受け取ることになってしまうのです。(無視も攻撃)
相手から欲しいものがもらえないのは自分が相手を攻撃しているから。
ここを踏まえて、自分自身を素直に変えていくことでしか、自分の欲しいものを手に入れて幸せになる方法はありません。
欲しいものを手に入れる為に、本物の素直な自分になってみませんか?