「続ける」と「維持する」
今回は「続ける」と「維持する」です。
これは、似て非なるものです。
「続ける事が大事」だという言葉をよく耳にしますがこれは「維持する」を意味しています。
「維持する」は成長しない事を決意した頑固な極めて自分勝手な表現です。
言葉遊びの様ですが「維持する」を会社や組織が続けると破滅が確実にやってきます。
個人が「維持する」にしがみつくと緩やかな心の死に向かいます。
なぜなら現状にしがみつき必要な変化や成長さえも拒否し続ける決意表明が「維持する」だから。
変化を拒否するのならば滅びるしかないのです。
逆に「続ける」はその時その時に選択を迫られたり、全て一度壊したり、手放したりすることと背中合わせに生きる覚悟をすることです。
(何かを続けていく為には、その時、その時代、その時の感情に合わせて、必ず変化が必要だということです)
この覚悟をすれば自然に「続ける」という道が見えてきます。
「続ける」は変化を求められますが、抵抗や摩擦は少なく、より自然な生き方、満足出来る生き方が出来るようになります。
大きな括りで見ると、人間という種族は変化を受け入れ続けてきたからこそ、ここにいるとも言えます。
あなたという人間は現在、人生においてどちらを選択していますか?
コロナの2波の中、
「続ける」と「維持する」、
自分はどちらをテーマを生きているのか見直してみてはいかがでしょう。