幸せになるために「幸せの方程式」

どうやったら幸せになれるの？

それはどんな人でも一度は考えることでもありますし、一口で「幸せ」と言っても個々でイメージしているものが違っているものです。

お互いが目指している「幸せ」というものが似ていたり、合致させることができるから、恋愛も結婚もスムーズに順調にすすめられるものだと思います。

でもこの「幸せ」のイメージは恋愛や結婚だけに限ったことではございません。

友人関係や家族関係などの「人間関係」、「仕事」、「お金」、「ライフスタイル」などなど・・・

いろんな物事において、「こうだったら幸せなのに・・・」って思うことがありませんか？



しかしそれまで歩んできた日々の中で、幸せと感じることよりも、苦しいと感じることが多いと思っているのは「考える力」がまだ整っていないのかもしれません。

え？考えていますよ！って思われるかもしれませんが、考える方向性がずれてしまっていたなら、結果もずれてしまうのです。

「考える」ということは算数で例えるならば計算式を組み立てることに等しいと考えます。

問題を読み間違えて、ズレた計算式を組み立てた先に、たまたま答えだけ正解しているなんてこともありますが・・・

基本的にはズレた計算式の先には、ズレた答えが出てきてしまうものです。



私はもともと研究者でした。

まったくもって新しい物質を作り出すとき、どの試薬とどの試薬をどのくらいの量いれて、どのような状況に置けば生み出されるのかを日々考え続けます。

たくさんの失敗を繰り返し、何が違っていたのか、何をどう工夫すればいいのか、細かく調整し直してまた実験に挑みます。

自分が考えぬいた条件の先に、そのモノが生み出されたのであれば成功です。

でも全く偶然な、思わぬ状況で、そのモノが生み出されることがあります。

モノができたから成功！！とは、この場合はなりません。

この偶然ともいえる状況を、細かく調べてゆく作業がでてくるのです。

これを調べられないと、これが一回ぎりのただの偶然に成り果ててしまうからです。

科学者や化学者は、それこそ「これは絶対ありえないだろ」という仮説まで立てて、実験をしてゆきいずれかの結果を見出します。



こうやって多方面から考えて、目的のモノにたどり着こうとする姿勢は、自分がどのようにしたらより幸せになれるのかという思考にもつながると思います。



どうしても似たような問題を抱えやすかったり、一つの問題から抜け出せない方は、考える方向を変えなかればいけないのかもしれません。

「自分はそれはできない！」

「それは自分じゃない！」

「そんなのありえない！」

このような考えは、逆にご自身の可能性を大きく狭めてしまうでしょう。



どんな人にも与えられている可能性と選択は無限にあるのです。

その中で最善の選択をしてゆけるように、考え方の方向転換してみませんか？