夏越の夜にこんばんは

いつもありがとうございます。



今日6月30日は

夏越の大祓ですね。



今年前半で溜まった邪気や穢れを

神社さまに参拝して

茅の輪くぐりや人形祓いで綺麗にして

無病息災を願う日です。



このご時世や日々の暮らしがあると

なかなかそれもままならないものですが

「水無月」という

三角形のういろうに小豆を乗せた

厄除けのお菓子や

雑穀米のご飯の上に

茅の輪に見立てた丸いかき揚げを乗せた

「夏越ご飯」を食べて

美味しく無病息災を願うのも素敵ですね。



水無月の形は

養生食でもあったういろうを

氷の角に見立てたもののようですが

この三角形には厄除けの意味もあります。



日本での三角形の意匠の意味は

魔物などの恐ろしいもの・病・蛇の鱗と

諸説あるようですが

逆にこれを取り込んで味方につけて

厄除けに転じようという部分は

一貫しているようです。



イケメン僧安珍に裏切られて

大蛇になった清姫も

三角形を連ねた鱗紋の着物で描かれますが

心の鬼と記される女性の辛い気持ちもまた

三角形の意味のひとつなのです。



小豆は物理的な健康にも良い

ミネラルやデトックス効果が豊かだから

食パンを斜めに切った小倉トーストなどの

コンビニで座相材料が揃う簡単な軽食を

龍神さまの鱗を一枚頂くイメージで

手軽な邪気祓いを楽しんでみませんか？



恋や愛の切ない思いが鬼と呼ばれるなら

話して整理することで

こちらも少しでもスッキリできたらと

今夜少しの時間ですが

お待ちさせて頂けたらと思います。



どうかあなたが

夏からの半年を軽やかに過ごせますように。