荒野をさまよう？自由を謳歌する？

生きていると、人は、時として、何をどうすればいいのか、まったく分からなくなることがあります。



まるで、たった一人、荒野をさまよっているような気分になるのです。



そんな時は、いったいどうすればいいのでしょうか？



まずは、頭を使って、事態を整理しましょう。



自分自身が、今、どういう状況下にあるのかを、物理的な次元・心理的な次元から、なるべく客観的に考えてみるのです。



そして、問題の核心が、どこにあるのかを、見極めます。



問題の核心が、自分なりに見極められたら、自分自身が取り得る選択肢を、すべて紙に書いてみます。



次に、その中から、どの選択肢を選ぶかを、仮に、決めます。



仮決めが終わったら、なぜその選択肢を選んだのかを、考え、その理由をハッキリと言葉で書きます。



次に、なぜ他の選択肢を選ばなかったのかを考え、これも、それぞれの選択肢ごとに、選ばなかった理由を書き上げます。



次に、もし、選ばなかった他の選択肢を選んだとしたら、自分自身に、どのようなメリットとデメリットが存在するのかを、やはり、これも、それぞれの選択肢ごとに、理由をハッキリと言葉にして、書き上げます。



面倒くさいようですが、こうすることで、自分自身の気持ちや状況を、かなり客観的に把握することができ、後から悔やむことになるリスクを減らすことができます。



荒野をさまよっていることは、寂しくて辛いかもしれません。



しかし、考えようによっては、それは、自由を謳歌しているとも言えます。



選択肢が、豊富にあるわけです。



「荒野をさまよっている私は、寂しくて辛い。」



「自由を謳歌している私は、この先、アイディア次第で、いくらでも楽しい未来をつくり出していける。」



どちらの解釈を採用するかは、あなたの自由です。



私なら、後者の解釈を採用します。



あなたは、どちらの解釈を採用しますか？