みんな特別扱い
こんにちは、海砂利水魚です。
お仕事の相談で、部下の要求に悩む上司からの相談というのをよくお受けします。部下から理不尽な要求をされて困っている。反対に部下の言うことも一理あるのだが、組織がそうは卸してくれない。上司側のお悩みはどうやって部下にあきらめてもらおうか、という部分だったりします。
しかし、私は基本的に相談者さんには「部下の要求を通す方向で頑張っていたら?」というお勧めを一回は行います。
するとほぼ必ず出てくるのは「そうしたいのは山々だけど、それでは不公平になる」というお話です。
もちろん、従業員の管理法はある程度、会社や法律で決められた部分もあるのですが、みんなが同じテンプレに乗っかるというのは平成を通り越して昭和の考え方です。
可能である範囲で私がお勧めしているのは「全員を特別扱いにする」という方向性です。
不公平の問題はその人だけを特別扱いすることから生じています。その人だけでなく、そこにいる全員を特別扱いすることで現場の摩擦はぐっと減らせます。
そんなにみんなが特別扱いされるような何かを持っているのでしょうか。
大丈夫です。みんな隠しているだけで何かしら事情を持っています。
誰一人として同じではない人間に、同じメソッドを当てはめようとして苦労している管理職さんが本当に多いのです。
もちろん、それぞれにばらばらの個人事情を聴いて回ってオーダーメイドの対応を作っていくのは骨の折れる仕事でしょう。
正直、私も末端の従業員にそれは勧めません。
しかし、相談者さんが管理職であった場合には、そこは「仕事でしょう?」と言わせていただくことが多いです。
ちょっと厳しい言い方になるかもしれませんが、管理職というのはそこを頑張るのが本分だからです。
でも、どうせ頑張るんだったらそのポジションの本来の役割で頑張った方がいいじゃないですか。
どうせ頑張るなら古いやり方を固守するよりも、新しいやり方に賭けてしまう方が気持ちいいじゃないですか。
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海砂利水魚拝