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黄鈴先生

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石川旅行編12 安宅住吉神社 前編

石川旅行編12 安宅住吉神社 前編

美味しいものを美味しくいただいたあと、石川県小松市 安宅住吉神社 に参りました。

「安宅住吉神社は、石川県小松市安宅町、日本海沿岸に鎮座する神社。

 境内に安宅の関址があり、「安宅」「勧進帳」にも取り上げられた伝承から、難関突破の神として知られる。」

だそうです。こういうのも・・旅行中は全然知らなくて。

今調べてわかった。



主祭神:住吉三神(底筒男命・中筒男命・表筒男命)

相殿神:別雷神・少彦名命



住吉三神のことを調べましたが、めっちゃ男性神でした。

難しすぎる。

開運厄除、交通安全、縁結び、また難関突破の霊神として多くの信仰を受けている神社だそうで、



そういえば「難関突破お守りとかあったなー」と言って、御朱印以外なんにも頭がなかった私・・・。買えばよかったよ。



さて、日本遺産に認定されたのだそうで、読んでみましょう。



「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間 北前船寄港地・船主集落」

 古代から交通の要地であった安宅は、江戸時代中期から明治にかけて北前船の寄港地として繁栄しました。

安宅住吉神社は航海安全の守護神として信仰が篤く、北前船に関した宝物が多く方々され、またお祭り等が連綿と受け継がれています。

 平成三十年五月二十四日に小松・安宅が北前船寄港地として、日本遺産の認定を受けました。」



と、ここで「お?」と思ったわけですよ。

私の生まれ育った青森県鰺ヶ沢町は、日本海側にある大きな港町です。

確か北前船の寄港地であったはず。

そしてなぜか青森市に北前船が保存されていて、私は数年前に乗ったはず。

なんか歴史ロマン。



古い錨がありました。

「親子錨



 この錨は越前の國 三國港山王丸使用の四つ足の古い型式である。



 明治三十五年八月安宅沖合に数十そうの北前船が碇泊中大暴風雨に遭い、ほとんどの船は遭難したが、山王丸の先導はじめ船乗等は海上遥かにこの二堂山に鎮まります安宅住吉大明神に一心に祈願をして、この船のみは危難をまぬがれた。約七十年間海中に沈んでいたため引き上げられたときは、貝類が一面に付着し大珊瑚礁の観を呈していた。



 今度掃海にあたりかいていより引き上げ我らが厚くしんこうする住吉さまの御親善に奉納したものである。



平成二十五年八月 」







北前船がこの地に豊かさをもたらし、文化の交流をもたらし。華やかな時代があって。

船の航海を安全にと神様に敬意を表し、旅の安全を祈願して。

危険な時も一心に祈ったのがよくわかるものです。

本殿に着いたぞーってところで、前編は終わり。

後編はいよいよ、あの有名な勧進帳と、地縛霊から霊障を受けた話などを書いていきたいと思います。

旅行が終わって3週間近くになりますが、こうして歴史を紐解きながら書き起こす意義と価値を感じます。



本日も黄鈴は待機中です。ご相談、お待ちしておりますね!

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