作り手の味が出る
こんばんは、黄鈴です。
最近、良い天気がずっと続いていて。気持ちも晴れるというもんです。
この前、夕方の待機が終わり、少し時間があったので、お散歩に行きました。
朝晩は冷えるけど、日中はあたたかい。
さて、この時期は地域のお祭りなどがあり、年に1度私も頼まれて手伝いに行きます。
去年、おととしはそばをお客さんに販売していました。
私
「はい、こんにちはー。食券何枚お持ちですか?」
とお客さんに聞いて食券を預かり、
「そば2つ!」
と厨房へ。
混んで来ると順番とか大切なんですが、そういうのを仕切るの好きです。
そういうときは何時間でもずーっとしゃべりっぱなし。でも疲れない。
今年。
焼きそばをパックに詰める係。
無言で何も言わず、出来上がった焼きそばを均等にパックに詰めて輪ゴムするという単純作業・・・・。
疲れます・・・・・。
焼きそばの調理ですが。
近所のお父さん2人が、まず豚肉を炒め、それから野菜を炒め。
麺を入れ。
水をさし。
タレをかけて、よーく炒めるのですが。
作り手によって、やはり差が出ます。
お父さんA氏は、あんまりかきまぜないのと、水がやや少なめ。
お父さんB氏は、肉、野菜の段階からよーくかきまぜて、水も多め。麺もよーく炒めながらかきまぜる。
するとどうなるか。
お父さんA氏の焼きそばはこしがあってもちもちした感じ。
お父さんB氏の焼きそばは、水分吸いすぎてやわらかく、かつ、かきまぜるので麺も野菜もぶつぶつ切れるのです。
ですから、同じ焼きそば200円であっても、作り手の味がプラスされているという・・・。
お二方ともきっと焼きそばにそそぐ愛情は同じ。(だって、二人とも自分の焼きそばを写メしてたから)
同じ材料、同じコンロであっても、水分量と混ぜ方で違うんだなーなんてことをパック詰めしながら考えました。
私も、炒め物を作るときはかき混ぜすぎないようにしよう。
好きなあの人へのアプローチは、愛情だけではなく、時には加減も大切。
本日も黄鈴は待機中。ご相談、お待ちしております!