「行動四原則」で強くなる吹奏楽
久々に新書を買ってきました。
いつもお電話をありがとうございます。鑑定師の黄鈴です。
私のお客様には偶然なのか、ある傾向があります。
埼玉県の方が非常に多いこと。
そして、音楽関係に携わっている方からのご相談がとても多いこと。
ですから、音楽をテーマにした漫画や映画は積極的に観るようにしています。
今回は、「行動四原則」で強くなる吹奏楽
という本を購入しました。分厚いです。247ページもあります。
埼玉県の中学校で音楽教師をしている中畑 裕太先生は、これまでに2校、全く実績の無い吹奏楽部を全国大会に導いています。
最初は教師として生徒にどう接して指導をしているかをさわり程度に書かれていて、第一章では怪我によってスポーツの道を諦めざるを得なかったご事情。
どうして吹奏楽の道を選んだのかにも触れており、教員になり早々学部顧問としての奮闘が始まる・・・段々と本論に入ってきます。
確かに行動四原則
・移動は常に早歩き
・挨拶はされる前にする
・返事は誰よりも早く
・話をしている人を見る
「人を育てる」という目標の入口なのかもしれません。
身につくことで礼儀やコミュニケーション力、チームとして動く力などが身についていく。
そして吹奏楽を通して学び、心を磨き、鍛錬をし、人として成長していくドラマを見ているような気持ちになりました。
中学生という多感な時期に打ち込むものがある。
それって幸せですよね。
導いてくれる教師という存在が、部活を通して、人としての在り方を導いてくれる。
これは宝ですよね。
私自身、中学時代、一応部活動に所属していたのですが、顧問が全く顔を出さない。
全て生徒任せ。
結局部活は崩壊し、私は科学部という名の帰宅部へと内申書対策で入れられました。
高校入学にあたり、絵を描くことが好きだったので、コンクール受賞の実績のあった隣の市の学校を受験し、部活に没頭した3年間。
良い指導者に恵まれ、全国レベルのコンクールで受賞したのは、先生のおかげだと今でも感謝しています。
今回、この本を手に取ったおかげで、今まで詳しくは知らなかった「吹奏楽」を知ることができて本当に良かったと思います。
音響だったり、楽器のことだったり。
漠然と「楽器や音楽が好きなんだな」という意識でしたが、とても熱くて高揚感の伝わる素晴らしい文章を通して、一緒に自分が参加し、成長している気持ちになりました。
この本が、吹奏楽やジャンルを問わない音楽を愛する方々のみならず、幅広く知られ、愛される名著として読まれますようにと願っています。
イラストは大会後の中畑先生を描いたものですが・・・・。もし、失礼でしたらご一報を・・。
描く自分もチャレンジャーですな。
私自身はまったく楽器に触れたことがありません。
しかし、お客様や音楽を趣味とされている方々のお声を聴くと、私自身も知りたいという気持ちではありました。
少しでもお客様目線でお話ができればと思います。
今日も待機しておりますので、お気軽にお電話くださいね。