お母さん歴24年目

今日は息子の24回目の誕生日です。



24年前からずっと

「子供にとって優しい親とは何だろう？」と考えていました。



そして出した答えは



「もし私が明日死んでも、生きていける人にしよう」



でした。



私は多分、そんなに身体が丈夫な方ではないと思います。

そしてシングルマザーでもあります。



そんな私が息子に残せるのは



「想像力と考えるちから」



それではないかと思って、24年間過ごしてきました。



これをやったらどうなるか？



考えてばかりで行動しなかったらどうなるのか？



悩むのではなく考えること。



これを毎日、私自身が意識して接していました。



質問を投げかけてから、息子が答えを出すまで待つこと。



答えが出ないこともあること。



答えに正解があるのかはわからないこと。



それで出した答えは、今の息子の環境と知識と経験の上で成り立っているので



もしかしたら数年後には変わっているかもしれないこと。



それは繰り返し繰り返し、よく息子と話しています。



哲学や禅問答ですね(笑)



考えること、待てること、

そして待つこと。



一朝一夕では不可能ですし、石や岩に水を染み込ませるような

ちょっと気の遠くなるような作業ですが



形を変えながら、喧嘩しながら、笑いながら

これからもお互い切磋琢磨していければと思っています。



今は日常に普通にAIが入り込み、

そして一見シンプルなようでいて、



SNSやら、会ったこともない人達からの反応を気にして生きていたり…



ですが私はAIを超えるのは人間力だとも思っていますし

逆に眠らせていた人の力が覚醒するかも。

との期待も持っています。



もし私がこの世からいなくなっても

息子の中に継承されていく何かを期待しています。



そして今日お誕生日のお客様、お誕生日おめでとうございます(*´▽｀*)



美麗