素直な気持ち（揺るぎない関係性）

素直に自分の気持ちを伝えましょう。

とお話しすると、

大抵の方

が相手に要求を伝えてしまいます。



素直な気持ち、とは、

「このように感じています」という

今現在あなた自身が感じていることなのです。



愛してる。嬉しい。楽しい。ワクワクする。

悲しい。辛い。苦しい。などなど。

率直な感情表現の方です。



逆に、

こうして欲しい、

こんなことされた！、

こうだったらよかったのに、

を伝えるのは要求でエゴです。



この要求は

感情が起こった結果出来上がった

「こうしたい、ああしたい」という

欲求からもたらされます。



これは心ではなく

思考回路（頭）で考え出したものなので、

どんなに丁寧に伝えたつもりでも、相手の心に響きません。



なぜなら、

この欲求は「命令」なのですから。



相手に対して

「こうしてよ！ああしてよ！」

と言っているという事です。



誰だって「命令」なんか聞きたくないのです。



特に身近にいてリラックスできるはずの人から

こんな言葉が出てきたら逃げ出したくもなります。

「こんなの仕事だけで十分だって！！」

って。



特に

信頼関係の構築ができていなければ、

お互いの関係性が壊れていくだけです。



どなたにおいても

信頼関係は出来ているように見えて、

大抵の人間関係で出来ていないものです。



また、

信頼関係は目に見えるわけではないため、

何となくこんな感じかな、

とお互いに感じるものなので、

自分は出来ていると思っていても

相手にとってはまだ出来ていないと

感じていたりすることも多々あります。



どんな人間関係であっても、

信頼関係が片思いの可能性が

どうしても否定できません。



また、

部分的に信頼関係が出来ていない場合もあります。



ちなみに、

これらを確かめる方法はあります。

関係性を壊すリスクを負うのです。

（信頼関係を壊す行為をするということです）



もちろん

関係が壊れない可能性もありますが、

確認したいなら、

壊れる覚悟でNGだと思われる

ワードや話をしてみましょう。



とはいえお勧めはしません。



一度壊れたら

関係を修復するのは

誰にとっても困難ですから。



そうならないためにも、

まずは小さな喧嘩をする中でお互いを理解し合ったり、

こんな考えを持つ人なんだと知ることです。



相手を知り、理解することが信頼を生み出します。

（理解はあなたの思い込みではなく、相手に直接確認も必要です）

そしてその信頼を

コツコツと積み木のように積み上げていくことができます。

結局、

分厚い揺るぎない信頼関係には

地道な作業が必要で何十年もかかるものなのです。



そもそも壊れるほどの衝撃を与えても壊れないほど

大丈夫な信頼は

一長一短でできるはずはないのですから、

数年ほどの関係性であれば、

壊して確かめる必要もないですよね？



ならば

普段から素直に自分の気持ちを伝え、

相手の気持ちを聞き、

お互いを知る作業を地道に行いましょう。



お互いの素直な気持ちを日々知って行くことだけが

揺るぎない関係を作る唯一の方法なのです。



また今までのブログも含めて、

ご自身で実行してみても

なかなか上手くいかないかもしれません。



そんな時は何か原因があります。



原因を探るためにその時の状況など、

詳しいお話をお電話でお聞かせ下さい。



根本的な解決に結びつくはずです。