節分は大晦日!より良い1年にする方法!
こんにちは。鑑定士:明日香です。
今日から2月に入りましたが、明後日の2月3日は節分ですね。
もともと節分とは、季節の節目(立春 立夏 立秋 立冬)の前日のことで、旧暦では春からが新年とされているため、立春の前日の大晦日にあたる2月の節分は、特に重要視されています。
節分の豆まきも、新年を迎えるにあたって、邪気を祓い清め、1年間の無病息災を祈るものですから、より良い年にするために行う昔からの習わしなのです。
豆まきといえば、あの掛け声『鬼は外!福は内!』ですが、よく豆まき用の豆のパッケージに、お多福やおかめが描かれていますよね?
このおかめ(お多福)こそ、福は内!の「福」を表しているのですが、その理由には諸説あります。
その中でも面白いのが、狂言の物語との関連性!
どんな内容か?と言うと、打出の小槌を持って暴れまわる鬼に対し、人々は豆を投げて追い払おうとするものの、豆がなくなってしまうと、また鬼が暴れだしたそうで…。ついには手に負えなくなってしまったそう。
そんな時に現れたのがおかめ(お多福)で、おかめ(お多福)はニコニコと笑顔で愛嬌を振りまき、鬼の怒りを鎮め、優しく諭して鬼を改心させたそうなんです!
その結果、鬼たちは自分たちの行いを反省。打出の小槌をおかめ(お多福)に差し出し、舞を披露して去っていった…というお話。
鬼たちも、素敵な笑顔のおかめ(お多福)には、かなわなかった!という話なのですが、
それくらい「笑顔」には、とてもつもないパワーがある!ということだと思います。
そしてまた有名なことわざ「笑う門には福来たる」も、お正月遊びの「福笑い」が由来となっているそう!
縁起のいい日に家族で福笑いを楽しんでいると、自然と笑い声が満ち溢れる。そんな明るい家庭には、幸運が引き寄せられてやってくる!という意味からなんです。
また、このことわざには「辛いことや悲しいことがあっても、希望を失わずにいれば、幸せがやってくる」という励ましの意味も含まれていますので、
今年のように、色々と年始から不安や心配なことが続いた今こそ、「笑い」のパワーを活用し、改めて新年を笑って楽しく過ごせるように、節分を意識して過ごしてみるといいのではないでしょうか?
それでは改めて、2024年も皆様にとって、素敵なご縁がありますように。
〜鑑定士:明日香〜